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お腹に捨てるのも、ゴミ箱に捨てるのも、一緒

私が高校生だった頃、人並にダイエットをしていました。
でも人から出されたものは、すべて食べないと気が済まない性分。
食べ物を残すなんて、食べ物がもったいないと思っていたんです。
食事は残さず食べる。それが両親の教えでもありました。

ですから、もちろん母が作ってくれたお弁当も、外で出された食事も、すべて残さず食べてました。


でも、その後にすごい後悔…

いったいどうやったらダイエットできるの?


でもある時気づいてしまったんです。

そっか、食べた物を吐けば、出されたものを残さないですむし、私も太らない。

その日から、ストレスなく出された物を残さず食べることができました。

そして、食べたら吐く…という生活が続きました。

確かに、食べることに関してのストレスはなくなったものの、
今度は「吐く」ということに関して少しずつストレスが溜まっていきます。
でもそのストレスを、今度は「食べる」という快感によって発散させていたので、
ダイエットをしているとは思えない量を食べていました。

ある時、私が「食べたら吐いている」ということを母が気づきました。

少し厳しい母だったので、こんな拒食症まがいのことをしている私を叱るに違いない、とものすごく後ろめたい気持ちになりました。

せっかく食べた物を吐くなんて…!!!と。


しかし母が言った言葉は意外な言葉でした。

「お腹に捨てるのも、ゴミ箱に捨てるのも、一緒。」
「無理やり食べなくっても、残していいのよ。」

私は頭を殴られたようなショックを受けました。


そっか、私は「残すのは勿体ないから食べなくちゃ」と思っていたけど、
その後に吐いたら、結局ごみになっているのと同じなんだ。

本当に当り前のことです。


一度食べれば食事は無駄にされてない、なんて考えていたことが恥ずかしくなりました。
吐いてしまったら、それは、それこそゴミでしかない。
でも残したら、もしかしたら明日また食べれるかもしれないし、犬や猫の餌にだってなれるかもしれない。

自分はいかに物事を幅広く見れてないかを思い知った一言でもありました。


私は今でも母の言葉は忘れられません。

自分の許容量の範囲を超えたことは、出来ないと自覚する。
それが、実は生きていく上でもとても重要なことだと思うからです。


ところで、1日7秒で出来る魔法のようなダイエット法があるとしたら、あなたは知りたくありませんか?